「福岡に行きたいけれど、車がないと糸島は無理?」「1泊2日でどこまで回れる?」そんな旅行前の不安を、地元・福岡を愛する編集部が解消します。
福岡は、空港から市街地まで地下鉄でたったの5分。このコンパクトさを活かせば、車がなくても「太宰府の歴史」「博多の屋台」「糸島の絶景」をすべて満喫することは十分に可能です。
この記事でわかること
- 公共交通機関だけで巡る、無駄のない最強タイムライン
- 初心者でも怖くない「屋台」の入り方とマナー
- 雨の日でも楽しめる「地下街&水族館」のBプラン
ガイドブックには載らない「混雑回避の裏ワザ」や、地元の空気を肌で感じる旅のヒントを詰め込みました。この記事通りに動けば、あなたの福岡旅は間違いなく大成功します。
▼博多周辺の特集はこちら
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1. 1泊2日で福岡はどこまで楽しめる? エリア別特徴と移動の基本
福岡観光の最大の強みは、主要スポットがギュッと凝縮されていることです。まずは4つの主要エリアの位置関係と、移動の「常識」を押さえましょう。
主要4エリアの特徴
| エリア | 特徴 | 観光のキーワード |
| 博多 | 陸の玄関口。新幹線・在来線が集結。 | お土産・もつ鍋・ビジネス街 |
| 天神・大名 | 九州一の繁華街。若者文化の中心。 | ショッピング・カフェ・屋台 |
| 太宰府 | 歴史ある門前町。博多から電車で約30分。 | 学問の神様・梅ヶ枝餅・スタバ |
| 糸島 | 西部のシーサイドエリア。博多からバスで約60分。 | 海・絶景カフェ・フォトスポット |
移動の鉄則:地下鉄は「タッチ決済」で乗る
福岡市地下鉄は、クレジットカードのタッチ決済に対応しています。券売機に並ぶ必要はありません。手持ちのVISAやJCBなどを改札にかざすだけで乗車可能です。これは全国的にも珍しい、福岡ならではの利便性です。
編集部メモ:
「博多」と「天神」は地下鉄でたったの5分(3駅)。この近さが、福岡旅のスケジュールを柔軟にしてくれます。
2. 【全体像】車なし!福岡観光1泊2日 タイムライン早見表
これが「車なし」で最大限に福岡を楽しむための最適解ルートです。
移動時間をリアルに見積もっていますので、この表を保存してご活用ください。
| 時間 | 行動内容 | 移動手段 | ポイント |
| 【1日目】 | |||
| 10:00 | 福岡空港 着 | 地下鉄 | 空港から街まで約10分! |
| 10:30 | 博多バスターミナル発 | バス(旅人) | 「太宰府ライナーバス旅人」利用 |
| 11:15 | 太宰府天満宮 参拝 | 徒歩 | 参道食べ歩き&本殿参拝 |
| 13:00 | ランチ(薬院へ移動) | 西鉄電車 | 観光客向け価格を回避 |
| 15:00 | 天神・大名 散策 | 徒歩 | 古着屋やカフェ巡り |
| 17:00 | ホテルチェックイン | 地下鉄 | 荷物を置いて身軽に |
| 19:00 | 中洲・天神屋台 | 徒歩 | 夜のハイライト |
| 【2日目】 | |||
| 09:30 | 博多駅 出発 | バス | 「ウエストコーストライナー」 |
| 10:40 | 糸島(二見ヶ浦) 着 | 徒歩 | 夫婦岩・白い鳥居 |
| 12:00 | 海沿いカフェランチ | 徒歩 | パームビーチ周辺 |
| 13:30 | ヤシの木ブランコ | 徒歩 | 撮影タイム |
| 15:00 | 糸島 出発 | バス | 博多駅へ直行 |
| 16:30 | 博多駅でお土産購入 | 徒歩 | マイング・デイトス |
| 18:00 | 夕食(ラーメン等) | 徒歩 | 旅の締めくくり |
| 19:30 | 福岡空港/博多駅 解散 | 地下鉄 | また来んしゃい! |
編集長かなり詰め込んだように見えるけど、実際どうかな?
移動手段を『直行バス』に絞ったので、乗り換えのロスがない分、現地滞在時間はしっかり確保できていますよ。
3. 【1日目・午前】太宰府天満宮へ。「9時到着」が勝利の鍵
初日のスタートは、福岡観光の王道・太宰府天満宮から。
多くのガイドブックには書かれていませんが、太宰府を楽しむ最大のコツは「団体客が来る前に到着すること」です。
朝の太宰府がおすすめな理由
- 写真に人が入り込まない:御本殿や太鼓橋での記念撮影がスムーズ。
- 焼きたて梅ヶ枝餅:行列店「かさの家」なども、午前中なら並ばずにアツアツを買えます。
- 空気の清々しさ:山に囲まれた境内は、朝の空気が最も神聖です。
アクセス:バスか電車か?
- 楽なのは「バス」:博多バスターミナルから直行バス「旅人(たびと)」が便利。所要約40分。
- 風情があるのは「電車」:西鉄福岡(天神)駅から特急・急行を利用。駅舎のデザインも素敵です。
編集部メモ:
参道にある「スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店」は、建築家・隈研吾氏によるデザイン。木組みの美しさは必見ですが、ここも昼過ぎには激混みします。やはり午前中が正解です。
4. 【1日目・ランチ】太宰府or薬院? 地元民が教える「並んでも食べたい」選択肢
太宰府周辺でランチを済ませるのも良いですが、あえて少し移動して「薬院(やくいん)」エリアで食事をするのが、通な福岡の楽しみ方です。
プランA:太宰府で食べるなら
参道周辺には観光客向けの店が多いですが、路地裏に入ると名店があります。
- さいふうどん:木鷽(きうそ)という民芸品が飾られた店内で食べる、博多特有の「コシのない」うどん。
- 九州国立博物館内のレストラン:静かに食事を楽しみたい大人向け。
プランB:薬院へ移動して地元メシ
太宰府から西鉄電車で天神に戻る途中、「薬院駅」で下車します。ここは福岡随一のグルメ激戦区。
- とりかわ:ぐるぐると皮を巻いた博多名物「とりかわ」の名店が点在。昼飲みも最高です。
- お洒落カフェ:古民家を改装したカフェや、こだわりのカレー店がひしめき合っています。
5. 【1日目・午後】天神・大名でショッピング&最新スイーツ散策
お腹を満たしたら、九州最大の繁華街・天神エリアへ。特に「大名(だいみょう)」と呼ばれるエリアは、路地裏に個性的なショップが密集しています。
大名エリアの歩き方
大名は迷路のように入り組んでいます。地図アプリを見るよりも、気になった路地に入り込むのが正解。
- 古着屋巡り:東京の下北沢や高円寺にも負けない、質の高い古着屋が多数。
- 最新スイーツ:韓国発のカフェや、福岡限定のソフトクリームなど、食べ歩きの誘惑が尽きません。
休憩スポット
歩き疲れたら「警固公園(けごこうえん)」か、商業施設「ソラリアプラザ」のベンチへ。地元の若者たちのファッションを眺めるのも、また一興です。
6. 【1日目・夕方】ホテルチェックイン。拠点にするなら「博多」か「天神」か
1日目の夕方は一度ホテルへ。福岡のホテル選びは、「翌日の行動」と「夜の過ごし方」で決まります。
エリア別おすすめ滞在タイプ
| エリア | おすすめな人 | メリット | デメリット |
| 博多駅周辺 | 翌日糸島へ行く人 | バスターミナルが近い。 空港へのアクセス抜群。 | 夜の繁華街(中洲・天神)からは少し歩く。 |
| 天神・中洲 | 夜遅くまで飲む人 | 屋台や居酒屋から徒歩で帰れる。 | 博多駅への移動(地下鉄5分)が必要。 |
結論:
今回のモデルコース(2日目朝に糸島バス利用)では、博多駅周辺のホテルをおすすめします。朝のバス移動が非常にスムーズになります。ホテル探しには「福岡のおすすめビジネスホテル」の記事もぜひご活用ください。
7. 【1日目・夜】初心者必見!中洲・天神屋台の「怖くない」入り方講座
福岡の夜といえば屋台。「行ってみたいけど、常連さんばかりで怖そう…」そんな不安を持つあなたへ、地元編集部が屋台デビューの極意を伝授します。
屋台デビューの3ヶ条
- トイレは済ませてから:屋台にトイレはありません。近くの公衆トイレやコンビニの場所を事前にチェックしましょう。
- 価格表示のある店を選ぶ:外にメニュー表を出しているお店は、明朗会計で観光客にもフレンドリーな証拠です。
- 長居は無用:屋台は「サクッと食べて飲む」場所。1時間以内で席を譲るのが粋なマナーです。
おすすめエリア:中洲 vs 天神
- 中洲エリア:那珂川沿いに並ぶ景色は圧巻。「THE・観光地」の雰囲気を味わいたいならこちら。
- 天神エリア:ビジネスマンや地元の若者も多く利用します。創作料理やバー形式の屋台など、バラエティ豊か。
編集部メモ:
勇気を出して暖簾をくぐり、「初めて来ました」と伝えてみてください。大将や隣のお客さんが、きっと温かく迎えてくれます。お酒が飲めなくても、ウーロン茶とラーメンだけで全然OKですよ。
編集長屋台のトイレ問題、意外と重要だよね。
そうなんです。中洲なら那珂川沿いの公衆トイレ、天神なら地下街や駅のトイレを把握しておくと安心感が違います。
8. 【1日目・深夜】まだ遊びたい人へ。〆のラーメン&夜パフェ事情
屋台を楽しんだ後、まだホテルに帰りたくない夜更かし派へ。
福岡の「〆(しめ)」文化は多様化しています。
〆の選択肢
- 豚骨ラーメン:王道中の王道。長浜エリアまで足を伸ばせば「元祖長浜屋」などの聖地も。
- 博多うどん:実はラーメンよりうどん派も多い福岡。「ウエスト」や「資さんうどん(すけさんうどん)」は24時間営業の店舗もあり、優しい出汁が胃に染みます。
- 夜パフェ:近年急増中の「〆パフェ」専門店。お酒を使った大人のパフェで、甘い夜を締めくくります。
9. 【2日目・午前】糸島へGO!バスと電車で行く「二見ヶ浦」絶景ルート
2日目は、福岡屈指のリゾートエリア「糸島(いとしま)」へ。
車がないとアクセスが難しいと思われがちですが、現在は直行バスが運行しており、非常に便利になりました。
救世主「ウエストコーストライナー」
博多駅・天神から、糸島の主要観光スポット「二見ヶ浦(ふたみがうら)」まで直行する高速バスです。
- 乗り場:博多バスターミナル 3F / 天神三丁目バス停など
- 所要時間:約60〜70分
- 料金:片道1,150円(交通系IC利用可)
このバスに乗れば、乗り換えなしで海沿いの絶景エリアに到着します。車窓から徐々に広がる玄界灘の青さは感動的です。
参考:昭和バスの詳細はこちら
10. 【2日目・ランチ】海を眺めながら。糸島の「映え」カフェ&海鮮丼
二見ヶ浦バス停で降りると、そこはもうリゾート。
目の前には「パームビーチ・ザ・ガーデンズ」という複合施設があり、カフェやレストランが集まっています。
おすすめランチスポット
- 海沿いのカフェ:テラス席から夫婦岩を眺めながら、パスタやパンケーキを。
- 波平(なみへい):新鮮なイカの活き造りや海鮮丼が食べられる人気店。
注意点:
休日のランチタイムは非常に混雑します。到着したらすぐにウェイティングリストに名前を書くか、少し時間をずらすのが賢明です。
11. 【2日目・午後】フォトスポット巡り。「ヤシの木ブランコ」と「白い鳥居」
お腹が満たされたら、徒歩圏内のフォトスポットを巡りましょう。
絶対撮りたい2大スポット
- 桜井二見ヶ浦の夫婦岩:海の中に立つ白い鳥居と、注連縄で結ばれた二つの岩。「日本の渚百選」にも選ばれた夕日の名所ですが、昼間の青い海も絶景です。
- ヤシの木ブランコ:砂浜にある南国感満載のブランコ。順番待ちの列ができていることが多いですが、並んででも撮る価値あり。
編集部メモ:
帰りのバスの時間には十分注意してください。本数が限られているため、乗り遅れるとタクシー利用(高額)になってしまいます。事前に時刻表の写真(スクリーンショット)を撮っておきましょう。
12. 【2日目・夕方】博多駅へ帰還。お土産選びは「マイング」で完結
バスで博多駅に戻ってきたら、旅のラストスパートはお土産選びです。
博多駅構内のショッピングモール「マイング」に行けば、福岡の主要なお土産がほぼすべて揃います。
参考:マイングの詳細はこちら
ハズさない定番土産
- 博多通りもん:世界で最も売れているお饅頭。濃厚なミルク餡は不動の人気。
- めんべい:明太子のお煎餅。安くて軽くて日持ちするので、職場へのバラマキに最適。
- 明太子(冷蔵):「ふくや」「やまや」など各メーカーが試食を出しています。味比べをして好みのものを見つけましょう。
13. 【2日目・夜】旅の締めくくり。「博多めん街道」か「もつ鍋」か
帰りの新幹線や飛行機の時間まで、最後の福岡グルメを楽しみます。
時間がないなら「博多めん街道」
博多駅ビル(デイトス)の2階には、有名ラーメン店が集結しています。「ShinShin」や「一幸舎」など、行列店も回転が早いのでおすすめです。
ゆっくり食べるなら「もつ鍋」
駅直結の「くうてん」9階・10階や、地下街には本格的なもつ鍋店があります。「おおやま」などは一人前から注文できる店舗もあり、一人旅でも安心です。
14. 【雨天Bプラン】雨でも最高!地下街・水族館・博物館コース
もし当日が雨でも、がっかりする必要はありません。福岡には雨に濡れずに楽しめるスポットが充実しています。
雨の日の最強ルート
- 天神地下街(通称:てんちか):19世紀のヨーロッパをイメージした石畳の地下街。約600mにわたりショップやカフェが続き、雨を忘れてショッピングできます。
- マリンワールド海の中道:博多駅から電車・バスで約40分。リニューアルした美しい水族館で、イルカショーやラッコに癒やされます。
- 福岡市博物館:国宝「金印」の実物が見られます。歴史好きにはたまらないスポット。
15. 【移動手段】バス・地下鉄・タクシー・レンタサイクル徹底比較
福岡観光で役立つ移動手段のコスパ・タイパを整理しました。
| 手段 | コスパ | 利便性 | 特徴 |
| 地下鉄 | ◎ | ◎ | 空港・博多・天神の移動に最強。渋滞なし。 |
| 西鉄バス | ◯ | ◯ | 路線網が網の目のよう。アプリ活用が必須。 |
| チャリチャリ | ◯ | ◎ | 赤い自転車のシェアサイクル。街ブラに最適。 |
| タクシー | △ | ◯ | 初乗り料金が安いエリアもあり、短距離ならアリ。 |
16. 【予算】1泊2日いくらあれば楽しめる? ケース別費用シミュレーション
航空券・宿泊費を除いた、現地で使うお金の目安です。
- 目安:15,000円〜20,000円(1人あたり)
- 交通費:約3,000円(地下鉄、バス、糸島往復含む)
- 食費:約8,000円〜10,000円(ランチ2回、夕食1回、屋台、食べ歩き)
- お土産・雑費:約4,000円〜
注意点:
屋台や神社の御朱印、一部のバス運賃など、現金しか使えない場所がまだあります。完全にキャッシュレスにするのではなく、1万円札を千円札に崩して持っておくと安心です。
17. 【季節別】春の桜、夏の山笠、冬のイルミネーション。旬の楽しみ方
いつ訪れても楽しい福岡ですが、季節ごとの見どころもチェックしておきましょう。
- 春(3月〜4月):舞鶴公園の桜とお城の石垣のコントラストが見事です。
- 夏(7月1日〜15日):「博多祇園山笠」の期間中、街中に巨大な「飾り山」が出現。最終日の「追い山」は早朝から熱気に包まれます。
- 秋(9月〜10月):筥崎宮(はこざきぐう)の「放生会(ほうじょうや)」など、秋祭りが盛ん。
- 冬(11月〜12月):博多駅前や天神で「クリスマスマーケット」が開催。イルミネーションの規模は全国トップクラスです。
▼夜景を楽しみたい方はこちら

18. 【Q&A】よくある質問に地元編集部が回答
19. 福岡1泊2日は「また来たくなる」旅の始まり。
1泊2日のモデルコース、いかがでしたでしょうか。
「車なし」という制約があるからこそ、地下鉄で地元の人と肩を並べたり、バスの窓からゆっくり海を眺めたりと、普段味わえない旅の情緒を感じることができるはずです。
今回紹介しきれなかった「猫の島(相島)」や「柳川の川下り」、「北九州の門司港レトロ」など、福岡の魅力はまだまだ尽きません。
まずは今回のルートで王道の福岡を楽しみ尽くしてください。そして帰りの飛行機の中で、「次はあそこに行こう」と次の旅の計画を立てていただければ、これほどうれしいことはありません。
良い旅を!
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