「終電を逃してしまった」「早朝フライトの前泊代を浮かせたい」。
そんな時、頼りになるのが24時間営業のスーパー銭湯やサウナ施設です。しかし、いざ探してみると「ネットには24時間と書いてあったのに行ってみたら閉まっていた」「男性専用で入れなかった」というトラブルが福岡では頻発しています。
実は、福岡市内で「24時間営業」かつ「女性も宿泊可能」な施設は、指で数えるほどしかありません。
本記事では、福岡在住の編集部が現地調査を行い、本当に朝まで安心して過ごせる施設だけを厳選しました。
博多駅チカの男性専用サウナから、カップルや女子旅でも安心のラグジュアリーなスパリゾートまで、最新の正確な情報でお届けします。
福岡の24時間スパ事情:実は「男女OK」が少ない?
福岡は全国有数の「サウナ激戦区」ですが、その多くは男性専用施設に偏っています。
まずは、ご自身の状況に合わせて「行ける場所」を把握しましょう。
▼ 【図解】福岡24時間スパ・サウナ分布マップ
| カテゴリ | 特徴 | 主な施設 |
|---|---|---|
| A. 男女OK・宿泊可 | 数は少ないが設備は豪華。 リゾート型が多い。 | 照葉スパリゾート |
| B. 男性専用・宿泊可 | 博多・中洲エリアに集中。 サウナの質が高い。 | ウェルビー キャビナス グリーンランド |
| C. 駅直結・仮眠 | お風呂は簡易的だが アクセス最強。 | HEARTSカプセル |
| ⚠️ 要注意 | 深夜閉店のため宿泊不可。 検索で混同しやすい。 | 波葉の湯 ふくの湯 |
「とりあえず行けば何とかなる」と思っていると、深夜の街で路頭に迷うことになりかねません。
まずは、女性やカップルでも確実に泊まれる貴重な店舗から紹介します。
【男女OK】カップル・女性も安心!宿泊できる24時間スパ
女性一人やカップル、家族連れが「清潔な環境で」「安心して」朝まで過ごすなら、選択肢は以下に絞られます。博多・天神から少し離れますが、無料シャトルバスを活用すれば移動費もかかりません。
照葉スパリゾート 本店(東区香椎)
福岡最大級の岩盤浴とリクライナーで過ごす、リゾートな一夜
福岡市東区の人工島・アイランドシティにある、九州最大級のスパ施設です。
ここの最大の魅力は、広大な岩盤浴エリアと、24時間滞在を前提とした充実の休憩スペース。漫画3万冊に加え、半個室のような「巣ごもりスペース」や、ゆったり沈み込むTV付きリクライナーが多数用意されています。
- 無料バス:博多駅・天神・香椎駅から毎日運行。
- 宿泊環境:リクライナーまたはカプセルタイプの簡易宿泊(別料金)が選択可能。
- 女性専用:女性専用のリラックスルームがあり、深夜でも安心。
編集部メモ:週末のリクライナー席は争奪戦です。金・土の夜は22時頃には満席になることも多いため、確実に寝たい場合は早めの入館か、併設ホテルの予約を推奨します。
基本料金: 入館料+深夜料金(会員平日なら計3,000円前後〜)
アクセス: 博多駅・天神より無料バスで約40分
【男性専用】サウナ聖地でととのう!博多・中洲の24時間施設3選
博多はビジネスマンの出張需要が高いため、男性専用のサウナ&カプセルが非常に充実しています。「ただ寝るだけではもったいない」と思わせる、高クオリティなサウナ体験が待っています。
ウェルビー福岡店(博多区祇園)
サウナシュラン選出。強冷水と「ペフメア」の静寂
サウナ好きならその名を知らない人はいない名店。
最低水温5℃前後の「強冷水風呂」や、本場フィンランドを再現したサウナ室は圧巻です。宿泊に関しては、通常のカプセルに加え、「ペフメア」というプレミアムな半個室空間があるのが特徴。低反発マットレスの寝心地は、カプセルホテルの常識を覆します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サウナ | フィンランド式、森のサウナ |
| 水風呂 | 強冷水(約5℃)、弱冷水 |
| 朝食 | 無料サービスあり |
| 場所 | キャナルシティ博多向かい |
編集部メモ:朝食の無料サービスが地味に嬉しいポイント。ペフメアは人気なので、Webからの事前予約が確実です。
ホテルキャビナス福岡(博多駅前)
博多駅徒歩1分。屋上露天から駅前広場を見下ろす優越感
「駅から一歩も歩きたくない」という人にはここ。博多駅博多口を出てすぐ右手にあります。
最大の特徴は、11階の屋上露天風呂。夜風に当たりながら博多駅の夜景や行き交う電車を眺める時間は格別です。館内は「個室カプセル」タイプもあり、デスク付きの部屋なら仕事もこなせます。
- 客層:ビジネスマン中心で静か。
- 設備:クリーニングサービス、大型ロッカー完備。
- 注意:人気店のため、週末は飛び込み宿泊が断られることも。
グリーンランド中洲店(博多区中洲)
中洲のど真ん中。飲んだ後の駆け込み寺
中洲で飲んで終電を逃した時、最も頼りになるのがここ。
昭和レトロな雰囲気が漂いますが、清掃は行き届いており、スタッフの対応もベテラン揃いで安心感があります。24時間営業のレストランでは、深夜でも定食やおつまみが充実。マッサージも深夜対応しており、遊び疲れた体を癒やすのに最適です。
- 立地:中洲川端駅から徒歩圏内。繁華街の中心。
- 特徴:外出自由。チェックイン後に再び中洲へ飲みに行くことも可能。
【駅直結・仮眠】終電後も始発まで過ごせる穴場スポット
厳密には「スーパー銭湯」ではありませんが、大浴場付きのカプセルホテルとして機能する、知る人ぞ知る穴場があります。
HEARTSカプセル&スパ博多(博多駅直結)
バスターミナル直結。始発待ちの最適解
博多駅に隣接する「博多バスターミナル」内の施設です。
カプセルホテルですが、「入浴+仮眠」のショートステイプランが用意されているのが特徴。カフェ&バーが併設されており、内装はモダンで清潔。男女別フロアでセキュリティもしっかりしているため、女性一人でも利用しやすい環境です。
- ご入浴プラン: 1時間〜
- 早朝プラン: 深夜〜翌朝まで(カプセル利用なしのリクライニング等)
- 宿泊: 完全なカプセル宿泊
編集部メモ:高速バスで早朝に到着した際の「朝風呂&身支度」スポットとしても優秀です。
【小倉・北九州】新幹線停車駅チカの24時間サウナ
福岡市内だけでなく、北九州の玄関口「小倉」エリアの情報も押さえておきましょう。
グリーンランド小倉店(小倉駅徒歩圏)
中洲店と同じ系列の男性専用サウナ。小倉駅から徒歩数分という好立地にあり、新幹線の始発待ちに便利です。設備は年季が入っていますが、サウナの熱さと水風呂の冷たさは本物。24時間いつでも休憩・宿泊が可能です。
小倉サウナ TOTONOI(※金・土のみ24H)
清潔感あふれるリニューアル店。ただし営業日に注意
かつての老舗サウナをリノベーションした、今小倉で最もホットな施設。
非常に綺麗で快適ですが、24時間営業は「金曜・土曜・祝前日」のみです。平日は深夜26時(午前2時)に閉店するため、宿泊目的の場合は曜日を必ず確認してください。
注意:日〜木曜は朝まで滞在できません。
【注意】「24時間営業」と勘違いしやすい人気施設
ここが本記事で最も伝えたいポイントです。
検索結果には出てくるものの、実は「宿泊できない(朝までいられない)」施設がいくつかあります。誤って訪れると、深夜に退館を求められることになります。
みなと温泉 波葉の湯(24:00閉店)
ベイサイドプレイス博多にある大人気施設ですが、営業時間は朝9:00〜24:00(最終受付23:15)です。
岩盤浴エリアも充実していますが、深夜滞在はできません。終電までの時間調整には最高ですが、宿泊場所としては候補から外しましょう。
ふくの湯・極楽湯(深夜2~3時閉店)
市内各所にある「ふくの湯」や「極楽湯」などの大型スーパー銭湯も、基本的には深夜2:00〜3:00頃に閉店します。
24時間営業ではありません。閉店後はタクシーも捕まりにくいエリアにあることが多いため、深夜の利用には十分な注意が必要です。
参考:ふくの湯の詳細はこちら
参考:極楽湯の詳細はこちら
【比較表】目的別・料金&チェックアウト時間リスト
最後に、紹介した施設の条件を一覧で比較します。
「何時までに出れば追加料金がかからないか」は要チェックです。
| 施設名 | 性別 | エリア | 深夜滞在目安 | チェックアウト | 特記事項 |
|---|---|---|---|---|---|
| 照葉スパリゾート | 男女 | 東区 | 3,500円〜 | 翌11:00 | 岩盤浴エリア広大 |
| ウェルビー福岡 | 男 | 博多 | 4,500円〜 | 翌12:00 | 朝食無料・サウナ◎ |
| キャビナス福岡 | 男 | 博多 | 4,000円〜 | 翌11:00 | 駅徒歩1分・個室有 |
| グリーンランド中洲 | 男 | 中洲 | 3,500円〜 | 翌11:00 | 外出自由 |
| HEARTS博多 | 男女 | 博多 | プラン変動 | 翌10-11:00 | バスターミナル直結 |
※料金は「入館料+深夜料金」の概算(平日基準)。宿泊プラン利用時は変動します。
編集部後記:福岡の夜を快適に過ごすために
編集長『24時間営業』で検索しても、実は深夜2時閉店のお店とかが出てくるのが福岡の罠なんだよね。
そうなんです。だからこそ『照葉』のような、ちゃんと朝まで居させてくれる施設の価値が高いんですよ。特に女性は選択肢が少ないので、事前の場所確認は必須です。
よかとこ福岡<br>編集長 炭田一樹週末の夜、博多駅周辺で宿が全滅……なんて時も、ここにあるリストを知っていれば心強いね。
はい。カプセルやリクライナーでも、意外とぐっすり眠れます。この記事が、福岡の夜を彷徨う誰かの『避難所』になれば嬉しいです!

