「東京に行きたいけど、交通費はとにかく抑えたい」。
そう思って検索し、「最安値5,000円」の航空券に飛びついていませんか?
実はそれ、「成田からのバス代」や「手荷物料金」を足すと、結局1万円を超えてしまうことがあります。さらに、狭い機内と長距離移動で、着く頃にはクタクタ……なんてことも。
この記事では、天神・博多在住の編集部が「自宅から東京駅までの総額(実質価格)」と「疲労度」を基準に、2026年最新のルートを徹底シミュレーションしました。
LCCの落とし穴から、快適なスカイマーク、裏技の「北九州空港深夜便」、そして0泊3日の夜行バスまで。あなたにとって「本当に損しない移動手段」を判定します。
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【徹底比較】福岡-東京「実質価格」マップ(移動費込みの総額)
まずは結論から。
チケット代だけでなく、「空港・港へのアクセス費」と「都心への移動費」を含めた総額で比較しました。
▼ 4大手段の「時間 vs お金」比較表
※天神発 → 東京駅着の目安(2026年1月時点の最安値ベース)
| 手段 | 実質価格(目安) | 総所要時間 | 疲労度 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| 夜行バス(格安) | ¥6,500〜 | 約15時間 | ★★★★★ | とにかく現金出費を減らしたい学生・若者 |
| LCC(成田着) | ¥9,000〜 | 約5.5時間 | ★★★★☆ | 平日休みで、荷物が少なく身軽な人 |
| スカイマーク(羽田) | ¥11,500〜 | 約4時間 | ★★☆☆☆ | コスパ最強。 時間とお金のバランス重視派 |
| 北九州・SFJ深夜便 | ¥10,000〜 | 約4.5時間 | ★★★☆☆ | 福岡空港が高騰している時の裏技 |
| 新幹線(EX早特) | ¥17,000〜 | 約5時間 | ★☆☆☆☆ | 快適さ重視。都心(品川・東京)直結を好む人 |
比較の前提ルール
実質価格 = チケット代 + 空港/港への交通費 + 現地移動費(成田→東京駅など)
LCCの注意点:手荷物預け(約2,000円〜)は含んでいません。荷物がある場合はさらに高くなります。
「成田LCC vs 羽田スカイマーク」福岡県民のための賢い使い分け
飛行機を選ぶ際、最大の悩みどころが「成田(LCC)か、羽田(MCC/大手)か」です。
結論から言うと、「荷物があるならスカイマーク(羽田)」が正解になるケースが大半です。
Peach・Jetstar(成田着)のリアル
最安値(平日片道5,000円〜)は魅力的ですが、以下の「隠れコスト」を計算に入れる必要があります。
- 移動費:成田空港から東京駅まで、格安バスでも片道1,300円〜、成田エクスプレスなら約3,000円かかります。
- 時間:都心まで最短でも60分、バス渋滞なら90分以上かかります。
- 荷物:7kg制限が厳格です。お土産を買って帰る場合、追加料金(2,000円〜)が発生します。
スカイマーク(羽田着)の逆転現象
「いま得」などの割引運賃を使えば、片道10,000円前後で予約可能です。
- 羽田の利便性:京急線で品川まで約20分(300円程度)。着いてすぐ観光や仕事に入れます。
- 手荷物無料:20kgまで無料預け入れOK。ここがLCCとの決定的な差です。
- 座席:LCCより足元が広く、コンセント付きの機材も増えています。
▼ LCC vs スカイマーク 実質コスト比較
| 項目 | LCC(成田着) | スカイマーク(羽田着) |
|---|---|---|
| チケット代 | ¥5,500〜 | ¥10,000〜 |
| 都心への交通費 | + ¥1,500(バス) | + ¥300(京急) |
| 受託手荷物 | + ¥2,500(有料) | ¥0(無料) |
| 実質合計 | ¥9,500 | ¥10,300 |
編集部のメモ:差額が1,000円以内なら、迷わず羽田着を選びましょう。成田からの移動疲れは、せっかくの東京旅行の体力を奪います。
【穴場】北九州空港・スターフライヤー深夜便という選択
「福岡空港発のチケットが高い!」「仕事終わりに行きたい」
そんな時に使える裏技が、北九州空港発のスターフライヤー(SFJ)深夜便です。
なぜ北九州なのか?
北九州空港は24時間運用のため、深夜・早朝便が飛んでいます。特に「羽田行き最終便(23時台発)」や「早朝便(5時台発)」は、福岡空港便よりも割安に設定されていることが多いです。
天神・博多からのアクセス
「北九州は遠い」と思われがちですが、天神・博多から「福北リムジンバス(高速バス)」などが運行しています。また、小倉駅からノンストップバスも出ています。
- ルート:博多駅 →(新幹線15分/高速バス90分)→ 小倉駅 →(バス35分)→ 北九州空港
- メリット:黒い機体のSFJは、全席レザーシートでモニター付き。LCCとは比べ物にならない快適さです。
注意点:深夜便で羽田に25:00頃着く場合、都心への電車は終わっています。羽田付近のホテル泊か、深夜バスの確保が必要です。
新幹線「のぞみ」を安く買う唯一の正解ルート
「新幹線は高い(片道約23,000円)」と思い込んでいませんか?
実は、買い方次第で片道17,000円台まで下がります。ただし、関西行きの割引(バリ得など)とはルールが違うので注意が必要です。
× 間違い:「バリ得」を探す
よくある誤解ですが、日本旅行の「バリ得こだま/ひかり」は新大阪まで。東京行きには設定がありません。
◎ 正解:スマートEX「EX早特21ワイド」
JR公式の予約サービス「スマートEX(年会費無料)」を使いましょう。
- EX早特21ワイド:21日前までの予約で、「のぞみ」指定席が約17,000円。
- EX早特7:7日前までの予約でも割引あり。
- 往復割引:往復で購入すれば、乗車券が1割引になります(長距離のみ適用)。
宿泊するなら「新幹線パック」一択
「日本旅行」や「JTB」が販売する「往復新幹線+ホテル」のセットプラン(ダイナミックパッケージ)なら、実質的に新幹線代が大幅に割引されます。
時期によっては、「往復新幹線代+ホテル1泊 = 35,000円」など、正規運賃で往復するより安くなることもあります。
体力自慢へ贈る「0泊3日」夜行バス&フェリーの真実
安さを極めるなら、やはり陸路・海路です。ただし、体力との相談が必須です。
夜行バス:西鉄「はかた号」vs 格安「オリオンバス」
福岡-東京間は日本最長距離クラス(約1,100km)。所要時間は約14〜15時間です。
- 西鉄「はかた号」:
プレミアムシート:個室型で完全に横になれます。もはや「動くホテル」。片道2万円前後と高いですが、疲労度は段違いに低いです。
ビジネスシート:3列独立。そこそこ快適です。 - オリオンバス等(格安4列):
片道6,500円〜と圧倒的安さ。ただし、隣席との距離が近く、15時間の拘束は相当な覚悟が必要です。「とにかく寝られればOK」という学生向け。
【注意】フェリーは「博多発」ではありません
「フェリーで東京へ」と考える人がいますが、博多港発の東京行きフェリーはありません。
正解ルート:新門司港(北九州)発 → 横須賀港(神奈川)着(東京九州フェリー)
または、徳島経由の「オーシャン東九フェリー」(新門司→東京・有明)。
特徴:所要時間は約21時間(横須賀行)。大浴場やレストランがあり、船旅自体を楽しむなら最高です。
アクセス:小倉駅から新門司港まで無料送迎バスが出ています。
編集長×ライターの「どっちにする?」
編集長結局、来月の東京出張はどうする? 経費削減ならLCCだけど…
今回はスカイマークにします。前回、成田からバス渋滞に巻き込まれて、打ち合わせに遅れそうになったので…。+2,000円で安心を買います!
編集長確かに。時は金なり、だね。僕は腰が痛いからEX早特で新幹線にするよ。駅弁食べて5時間仕事する。
まとめ:あなたの「優先順位」別おすすめルート
最後に、状況別のベストな選択肢をまとめます。
福岡空港・博多駅への早朝アクセス攻略
LCCや早朝便(7:00発など)に乗る場合、始発アクセスに注意が必要です。
福岡市地下鉄(空港線)
天神発の始発:5:50頃 → 福岡空港着 6:02頃
7:00発の飛行機には間に合いますが、保安検査場が混むとギリギリです。
西鉄バス(博多駅行き)
エリアによっては始発が遅い場合があります。必ず「にしてつ時刻表」で検索を。
タクシー予約
早朝は配車アプリ(GOやUber)が捕まりにくいことがあります。絶対に遅れられない場合は、前日予約(MKタクシー等)が安心です。
よくある質問(FAQ)
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