【完全ガイド】福岡 放生会|屋台、日程、見どころ(御神幸・名物)を徹底解説

福岡の街に、夏の終わりと秋の訪れを告げる風物詩、筥崎宮(はこざきぐう)の「放生会(ほうじょうや)」。 毎年9月に開催されるこのお祭りは、地元の人々にとって特別な存在です。

この記事では、放生会の「毎年固定」の日程や見どころ、約500軒が並ぶ屋台の楽しみ方、そして「御神幸(お神輿行列)」や「おはじき」といった名物の最新情報まで、地元メディアならではの視点でお伝えします。

効率的な回り方だけでなく、1000年以上続く祈りの空気と参道の賑わいが交差する、放生会ならではの情景を感じていただければ幸いです。

目次

【最新】筥崎宮「放生会」の基本情報(日程・時間・混雑予測)

筥崎宮の放生会は、開催日が決まっています。毎年9月12日から9月18日までの7日間、曜日に関わらず固定で開催されます。

2026年(令和8年)は9月12日(土)から9月18日(金)までの開催となります。

期間中は、早朝から夜遅くまで多くの神事が行われ、参道には約500軒もの露店(屋台)が立ち並びます。

▼放生会 概要

項目内容
日程毎年 9月12日 ~ 9月18日(7日間固定)
場所筥崎宮(福岡市東区箱崎1-22-1)
屋台の時間概ね 10:00頃 ~ 22:00頃(店舗や日による)
主な見どころ屋台、各種神事、名物(新生姜など)、御神幸(奇数年のみ)
公式サイトhttps://www.hakozakigu.or.jp/

上記は通年の基本情報です。神事や屋台の時間は変更になる場合があります。

一般的な混雑ピーク予測

放生会は日中も楽しめますが、最も混雑するのは屋台に明かりが灯る夕方から夜にかけてです。特に「週末(土日)」と「奇数年の御神幸開催日」は、参道を歩くのも一苦労なほどの賑わいを見せます。

曜日・時期昼 (10-16時)夕方 (16-19時)夜 (19-22時)傾向
平日△ 穏やか〇 混雑〇 混雑ゆっくり見るなら平日昼がおすすめ。
週末(土日)〇 混雑◎ 非常に混雑◎ 非常に混雑混雑必至。時間に余裕を持って。
奇数年のみ
(御神幸の日)
〇 混雑★ 最大級★ 最大級2026年(偶数年)は該当しません。

混雑度は編集部の過去の体験に基づく予測です。

よかとこ編集部:コメント
2026年(偶数年)は、後述する「御神幸」がない年です。そのため、奇数年に比べると祭りの熱気はやや「静」となりますが、その分、屋台や参道の雰囲気をじっくりと味わうには最適の年とも言えます。

放生会の魅力は屋台だけではありません。最大の見どころ「御神幸」について解説します。

【2年に1度のハイライト】御神幸(お神輿行列)ガイド ※2026年は?

放生会で最大のハイライトとされるのが、「御神幸(ごしんこう)」です。 これは、筥崎宮の御神霊を乗せた三基のお神輿が、氏子(地元の人々)の奉仕により、頓宮(おたびしょ:約1km離れた仮の宮)まで往復する勇壮な神事です。

重要なポイント:御神幸は「奇数年」のみ

この御神幸は、2年に1度(西暦の奇数年)のみ斎行されます。

  • 2025年(奇数年):開催されました。
  • 2026年(偶数年)開催されません。
  • 次回の開催(予定)2027年(奇数年)

2026年に訪問を予定されている方は、お神輿行列はありませんのでご注意ください。

(参考)御神幸とは?

奇数年には、数千人の人々が提灯を手に「オイサー、オイサー」の掛け声とともに進む姿は圧巻の一言。この熱気と、神事としての厳かな空気が混在する様子こそ、放生会の「動」の魅力です。

2026年は御神幸がありませんが、放生会のもう一つの主役である「屋台」は例年通り参道を埋め尽くします。

【地元民が厳選】約500軒!参道を埋め尽くす屋台グルメ

御神幸の有無にかかわらず、放生会の最大の楽しみは、参道約1kmにわたって並ぶ約500軒の屋台です。 昔ながらの射的や金魚すくいから、最新のB級グルメまで、その多様性は圧巻です。

ここでは、編集部が注目する屋台の楽しみ方を3つの切り口でご紹介します。

1. これぞ定番!昔ながらのお祭りグルメ

  • りんご飴・いちご飴:近年はカットフルーツ飴など進化系も。
  • はしまき:お好み焼きを箸に巻いた、福岡の屋台ではおなじみの味。
  • 射的・型抜き:大人も思わず夢中になる、懐かしい遊び。
  • イカ焼き・とうもこし:香ばしい匂いが食欲をそそります。

2. 地元民も注目?福岡ならではの屋台

  • 新生姜:放生会といえばコレ。お土産として買い求める地元民も多数。
  • 社日餅(しゃにちもち):よもぎや小豆を使った素朴な餅。期間中、参道で販売されます。
  • トルコ風アイス:店員さんとの掛け合いも楽しい、のびるアイス。

よかとこ編集部:コメント
決済手段:基本は現金のみと考えましょう。小銭を多めに用意しておくとスムーズです。
お手洗い:筥崎宮の常設トイレや仮設トイレを利用できますが、混雑します。事前に済ませておくのが吉です。
ゴミ:ゴミは購入したお店に返すか、設置されたゴミ箱へ。参道の美化にご協力ください。

屋台グルメと並んで、放生会には「名物」があります。しかし、その中には現在入手が難しくなっているものもあるため、最新情報をお伝えします。

【放生会名物】新生姜はマスト!「おはじき」「ちゃんぽん」の現在は?

放生会には「新生姜」のほか、「おはじき」や「ちゃんぽん(ビードロ)」といった有名な縁起物があります。

しかし、かつて行列ができていた名物のうち、いくつかは現在販売が中止されています。2026年に訪問される方は、ぜひこの情報をご確認ください。

【購入可】① 新生姜 / ② 社日餅

  • 新生姜(しんしょうが):放生会の名物といえば、まずこれ。参道の屋台で、葉付きのまま売られています。福岡では「放生会の新生姜を食べると風邪をひかない」とも言われています。
  • 社日餅(しゃにちもち):新生姜と並び、参道で売られる素朴な味わいの餅。見かけたらぜひ。

【注意】③ おはじき / ④ ちゃんぽん(販売中止情報)

かつて放生会名物の双璧とされ、早朝からの行列が風物詩だった「おはじき」と「ちゃんぽん(ビードロ)」ですが、現在(2025年11月時点)は放生会期間中の特別販売(行列で買うもの)は行われていません。

名称かつての状況現在の状況(2025年11月時点)
① おはじき厄除けの縁起物。博多人形師が手作り。人気過熱や制作体制の都合により、行列での販売は中止されています。現在は「筥崎宮おはじき」として通年授与されているものや、期間中「展示」のみの場合があります。
② ちゃんぽんガラス製の「ビードロ」。吹くと音が鳴る。制作されていたガラス職人の方が他界されたことにより、2020年頃から販売中止が続いています。

上記は2025年11月時点の調査情報です。将来的に頒布(販売)が再開される可能性もあります。

よかとこ編集部:コメント
「おはじき」や「ちゃんぽん」が買えないのは少し寂しいですが、それも時代の流れかもしれません。現在は、参道で新生姜の袋を提げて歩く人々を見ることこそが、放生会に来たという実感を与えてくれます。無理に「攻略」しようとせず、今ある祭りの空気を楽しむのが一番です。

懐かしい風情「見世物小屋」や「お化け屋敷」は今?

放生会には、今では全国的にも珍しくなった「お化け屋敷」や「見世物小屋(オートバイサーカスなど)」が登場することでも知られています。

昭和レトロな雰囲気を色濃く残すこれらの興行は、放生会の非日常感を一層引き立てます。出店内容は年によって異なりますが、もし見かけたら、その独特の世界観に触れてみるのも一興です。

これだけ大規模なお祭りですから、当日のアクセス方法は非常に重要です。

【アクセス・駐車場】筥崎宮への行き方(天神・博多駅発)と交通規制

放生会期間中、筥崎宮周辺は大規模な交通規制が敷かれ、周辺の道路は大変混雑します。公共交通機関の利用を強く推奨します。

自家用車での来場は極力避けてください。 臨時駐車場も設けられますが、早い時間に満車になる可能性が非常に高いです。

天神・博多駅からのアクセス手段 比較

編集部のおすすめは、混雑の影響を受けにくく、駅出口から参道(屋台)まですぐの「地下鉄」です。

アクセス手段起点(例)所要時間(目安)料金(目安)メリットデメリット
① 地下鉄(推奨)天神・博多約5~10分約210~260円駅出口すぐが参道。本数が多い。帰宅ラッシュ時は非常に混雑。
② JR博多約10~15分約230円博多駅から乗り換えなし。駅から筥崎宮まで徒歩約10分。
③ 西鉄バス天神・博多約20~40分約240円~路線が多い。交通規制や渋滞で大幅に遅れる可能性大。

アクセス詳細

  1. 地下鉄(福岡市交通局)
    箱崎線「箱崎宮前駅」下車 → 1番出口すぐ
    天神から:中洲川端駅で箱崎線に乗り換え
    博多から:中洲川端駅で箱崎線に乗り換え(またはJR利用)
  2. JR(九州旅客鉄道)
    鹿児島本線「箱崎駅」下車 → 徒歩約10分
    博多駅から快速・普通で1~2駅

最後に、このお祭りがなぜ1000年以上も続いているのか、その背景をご紹介します。

放生会とは?1000年続く「万物の生命をいつくしむ」祈り

放生会は、春の「博多どんたく」、夏の「博多祇園山笠」と並ぶ「博多三大祭り」の一つです。

しかし、その本質は「万物の生命をいつくしむ」神事であり、「殺生を戒める」ための儀式です。 筥崎宮の放生会は1000年以上前から続く伝統があり、単なるイベントではなく、福岡の地元の人々にとっては生活に根付いた「祈りの場」でもあります。

屋台の賑わい(動)と、本殿で静かに手を合わせる人々の姿(静)。2026年(偶数年)は、御神幸がない分、この「静」の部分、すなわち祈りの空気感をより深く感じられるかもしれません。

よかとこ編集部:コメント
多くのガイド記事が屋台やイベントの「攻略法」を提示しますが、「よかとこ福岡」は、あえて効率化できない祭りの「空気感」を大切にしたいと考えています。 参道を歩き、秋の風を感じ、1000年の祈りに思いを馳せる。そんな穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

筥崎宮 放生会に関するよくある質問(FAQ)

よくある質問をまとめました!

2026年の放生会はいつ開催されますか?

毎年固定で、9月12日から9月18日まで開催されます。2026年は9月12日(土)から9月18日(金)となります。

屋台(露店)は何時から何時まで開いていますか?

厳密な時間は決まっていませんが、おおむね午前10時頃から午後10時頃まで開いているお店が多いです。天候や曜日によって変わります。

2026年に「お神輿行列(御神幸)」は見られますか?

御神幸(お神輿行列)は西暦の奇数年のみの開催です。2026年(偶数年)は開催されません。 次回は2027年の予定です。

駐車場はありますか?

臨時駐車場はありますが、すぐに満車になることが予想されます。大規模な交通規制も敷かれるため、地下鉄やJRなどの公共交通機関のご利用を強くおすすめします。

よかとこ福岡では、コンテンツポリシーに従い、福岡在住のライターが取材や実体験、公式サイト等の信頼できる情報を元に作成/編集しております。※記事内の情報は取材時点のものです。最新情報は各店舗・施設へお問い合わせください。

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